日本綿布株式会社 715-0003
岡山県井原市東江原町
1076 History 
 岡山県南西部、広島県との県境にある井原市は、江戸時代には綿花栽培が盛んで綿織物の生産も盛んでした。
 そんな井原市で日本綿布は、大正6年(1917年)に綿厚地織物である小倉織物の製造業者として発足しました。
 大正9年(1920年)に株式会社化し、染色から織布までの一貫生産による婦人服や子供服地の生産を始めます。当時はアメリカやオーストラリアへの輸出が中心でした。戦後はその一貫生産設備を生かし受注生産体制を整え、昭和60年(1985年)からデニムの生産を開始します。平成9年(1997年)には防縮加工であるサンフォライズ設備を新設し、整理加工までの一貫生産体制を構築。平成19年(2007年)にはデニム用の経糸染色であるロープ染色機を新設し、高品質なデニム生産を行っています。
日本綿布株式会社では、
AMERICAN RIDERSの生地を織っています。
High performance loom that can handle many rotation  通称、Draper(ドレーパー)と呼ばれる織機で現在、国内では石川製作所の織機、海外ではスイスのスルーザー社の織機があります。現在ではグリッパーと呼ばれる金属製の「玉」を飛ばして緯糸(よこいと)を引っ張っていく仕組みや、エアジェットという、空気に緯糸を乗せて織る方法が主流です。しかし、ドレーパーの特徴は緯糸が浮いた状態で製織され、しっかりとキャリアーを使って糸を運ぶため、スプリングの調整で綿、麻、ウール、ポリエステル等、あらゆる種類や太さの糸を混在しながら織ることが可能です。
 また、日本綿布の基本となるシャットル織機はテンションを緩めて立体感のある織物を織ることが出来ますが、ドレーパーは革新織機の中で唯一同じ様に立体感のある織物を織ることが出来ます。
 またシャットル織機より自在に回転数を変えることが出来、ドレーパーの回転数を最高500回転、最低150回転で織布しており、150回転という回転数はシャットル織機と同じ回転数で織っていることになり、シャットル織機同様な立体感のある表現が可能です。
 本来のデニムらしい、質実剛健で穿き込みのエイジングが楽しめる14.4ozデニムです。
 現在、世界では遺伝子組み換えによる綿花が主流になっています。AmericanRidersシリーズでは昔ながらの綿花にこだわり、大正紡績製の経糸には遺伝子組み換え作物に厳しい規制のあるEU圏のギリシャのコットンを70%、米国ニューメキシコ州産のオーガニックコットンを30%でブレンドした7番手。緯糸(よこいと)にはウガンダ産オーガニックコットンを100%使用した6番手を使用し、農薬や綿ぐり工程でのダメージの少ない上質なデニムが完成しました。
 染色は坂本デニムにて、濃度と深みのあるダークインディゴ(カラーNo500、526)、60年代のLeeの特徴であるやや浅めの染色のミドルインディゴ(カラーNo400、446)を用意しました。
花野工場長 昔ながらのやり方と、感性に沿った進化でMADE IN JAPANを残していきたい。
MOVIE You can look the Strong Heart here