
1921年に誕生した「91-J OVERALL JACKET」は、鉄道運転士や整備士など、レイルロードワーカーのために開発されたLeeを代表するカバーオール。時刻表を収納する内ポケットや、懐中時計・ペンを効率よく収める胸ポケット、手を入れやすい角度に設計されたフロントポケットなど、現場の声を反映した数々の機能を備えている。1925年には、11.5オンスながら13オンス相当の堅牢性を誇るLee独自の「JELT DENIM」を採用。その高い耐久性と機能美は多くのワーカーから支持され、1980年代初頭まで長きにわたり愛用された。本作は、その完成形ともいえる1947年モデルを忠実に復刻した一着である。
襟に縫い付けられた織りラベルは、30~40年代に使用された「ハウスマーク」タグを忠実に再現。"e"が傾斜したフォントのロゴや生地の縮率が表記されていることから、襟下につくようになった30年代後半以降からのラベルであることが判る
フロントボタンは、1928年~50年代まで採用された「ロングL」の刻印入りを再現する。"L"の下線が長く、続く"ee"を下から支えたようなフォントがよりクラシカルな印象。経年とともに酸化し、古着のそれと同じようにエイジングする
労働組合を認める工場による製造であることを主張する"UNION MADE"を記載した織りラベルの付く左胸ポケット。縦にスリットが設けられ、懐中時計を収納できる仕様。スリットの口はセルビッジ使いとなっている